G4 upgrade cardのクロック数が500MHz台までいって以降、それより上のアップグレードカードがぱったりと出なくなってしまった。しかし、ついに、SonnetがG4/800を出した。今まで、melcoばかりであったので多少悩んだのだが、800MHzの魅力には勝てず、通販で購入ボタンをポチっとしてしまった。一番期待していたのは、OSXのスピードアップであった。で、実際どうだったかというと、はっきり言って、体感的なスピードアップはあまりなかった(がっくり)。しかし、それよりも、ランダムフリーズ、Kernel panicが頻発し、とても使える状態ではなかった。いくつか、原因は思いついたのであるが、忙しいこともあってそのままお蔵入りしていた。しばらくすると、少し時間ができたので、G4/800を安定化にトライすることとした。ランダムフリーズの原因として、メモリーの不良(もしくは相性)か電源不足が考えられた。そのとき、PCI slotは3本とも埋まっており、harddiskは2台接続、さらに、memoryは512Mまで増設していたため、PM7300の電源では、たしかに容量不足かもしれなかった。これを解消する方法としては、どれかをPM7300から撤去するしかなかった。上記の中で撤去できる物は、memoryしかなかったので、これを撤去することとした。そのとき、メモリーは50nsEDO 128Mx2, 60nsFPM 64Mx4であったので、とりあえず、60nsの物を全て撤去し、50nsのもののみとした。すると、 ランダムフリーズは嘘のようになくなった。おそらく電源容量の不足だったのだろう(メモリーの相性の可能性も否定はできないが)。これで、G4/800が安定して使えるようになった。しかし、前述したとおり、スピードアップは体感的にはあまりなかった。しかし、これによって、思わぬ効果があった。実は、DVDが快適にみれるようになったのである。今まで(melcoG4/550)では、USBをはずさなければDVDを快適に鑑賞することができなかったのであるが(こちらを参照)、USBをはずさなくてもフリーズなく最後まで鑑賞できるようになった。これは、まったく予期していなかったので、感動的だった。これ以降、G4/800は我マシンにとって必要不可欠なものとなった。
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