以下に記載してあることは、我マシンでの状況です。改造などされる場合は、自己責任でお願いします。
必要な物
DVD-R drive
DVD オーサリングソフト
Toast5.0
新機種でsuperdriveとして使用されている物は、PioneerのDVR103,104という機種である。これらは、G2macで動作報告があるが、ATAであるため、相性が悪く、Firewire caseにてFirewire化するか、AEC7720UにてSCSI化するかのどちらかがよいようである。今回、これらの後継機種としてDVR105が発売されたので、購入する事とした。DVD-R書き込み4倍、CD-R書き込み16倍の優れものである。まず、ATAのまま、AEC-6260Mに接続してみた。結果は以下の通りである。
読み込み(OSX,9.1) 書き込み(OSX,9.1)
CD-ROM
CD-R(W)
DVD-ROM
DVD-R(W) 検証していない
C起動(OS9.1)
案の定、CD、DVDが焼けない(Toast5.2で検証)。これでは使えないので、Firewire化する事とした。使用したFirewire化は、I/O DATA社のCDRWD-i1210J/1394(FireWire)の内蔵ドライブを入れ替える形で行った。結果は以下の通り。
             読み込み(OSX,9.1) 書き込み(OSX,9.1)
CD-ROM
CD-R(W)
DVD-ROM
DVD-R(W)
C起動(OS9.1) 検証していない
今度は、CD、DVDが問題なく焼けた。しかし、問題点が2つあった。1つは、今までFIrewire化して使用していたRicoh9120が余ってしまうことである。できれば、これをFirewire化したまま仕事場にもっていきたかったのであるが、Firewire caseを使ってしまったため、持っていけない。もう一つは、Firewireを接続していると、Capty TVでのmpeg captureのrateが稼げないのである。そこで、今度は、SCSI化する事とした。SCSI化に使用したのは、Acard社から出ているIDE-SCSI変換カードAEC-7720Uである(接続図はこちら)。結果は以下の通り。
読み込み(OSX,9.1) 書き込み(OSX,9.1)
CD-ROM
CD-R(W)
DVD-ROM
DVD-R(W)
C起動(OS9.1)
これで、心おきなく自作DVD作成が可能となった。
ドライブが手に入れば、次に必要となるのが、DVDオーサリングソフト、すなわち、DVDのチャプターなどをつけるソフトである。現在、出回っているソフトとしては、Appleから出ているDVD Studio Pro、iDVDがあるが、DVD Studio Proは高額であり、とても手が出ない。iDVDはPioneer DVR-105には対応していない(G4カードとDVR-103,104の組み合わせで動くとのうわさもあるが、詳細不明。我マシンで、DVR-105をAEC7270Uで接続した場合では、iDVDは立ち上がらなかった。今後のAppleの対応に期待。)。したがって、G2macでDVDオーサリングソフトとして存在するのは、Pixela社からでているCaptyDVD/VCDのみとなる。(最近、DVD directorなるものがロジテックのDVD drive: LDR-42F/Mにbundleされたらしいが、詳細は分からない。)幸い、Capty TVを所有していたため、優待価格で購入することができた。このソフトの一番の利点は、なんと言っても、マーカー/チャプター機能が備わっていることである。これによって、いわゆる映画DVDでみられるようなメニューを作成することができる。ただし、欠点としては、ムービーのmpeg2への変換は大変遅いらしい(使い物にならないくらいらしい。)うわさでは、Quicktimeをmpeg2に変換しようとした場合、夜始めて、朝見てみると2%しか進んでいなかったらしい。したがって、もっぱら、Capty TVにてmpeg2 captureして、CaptyDVDでオーサリングを行っている。これだと、メニューなどを作り終えて、実行をおしてから、実際にDVDに焼き終わるまで、かかっても、実時間+30分といったところだ。CaptyDVDはDVR-105に対応しているとの事であるが、OS9.1環境下では、ドライブを検出できない。OS10.2.2環境下では、ドライブは検出するのだが、いざDVDに焼こうとすると、エラーが出てしまう。この辺りは、今後のアップデートに期待するしか無さそうだ。そこで、Toastの登場となる。CaptyDVDは作ったDVDをイメージファイルで保存できるので、それをToast5.2で読み込み、DVDを焼けばよい。はじめは、イメージファイルをToastで読み込み、マウントされたDVD diskをToastにてDVD copyする形で焼いていたのだが(これはOS9.1ではできず、OSXでの作業となる。)、2回に1回くらいOSX下で正常にイメージファイルを読み込めない(CD-RWとして読み込んでしまい、当然、DVD copyもできない。)ただし、OS9.1下では、DVDとして読み込めるので、ToastでVideo TSをDVDに焼く方法で解決した(じつは、この方法を知らなくて苦労していた)。やり方は、その他よりDVDをえらび、あとはVOB TS folderをドラッグ&ドロップして、書き込むだけです。これで、とりあえず、自作DVDを作ることができるようになった。ただし、いろいろ問題はあるのだが...

CaptyDVDの使用方法についてはこちらを参照して下さい。

1.G2macでは、Capty TVでのmpeg2 captureできれいに画像が取り込めない。
そうなのである。きれいに画像が取り込めないのである。きれいに取り込もうとすると(要するに取り込みサイズ、取り込みビットレートをあげると)、画像のコマ落ちがひどくてとても見ていられないのである。いろいろ試してみた結果、Firewire USB cardにCapty TVのみを接続し、ATIグラフィックアクセレーションをオフし(Radeonは簡単にできる。再起動も不要)、取込み時のプレビューをオフすることで、多少改善された。それでも、取込みサイズ352*480、取り込みビットレート4が限界である。Captyで設定されている標準の取込みがサイズ720*480、ビットレート4、低画質の取込みがサイズ720*480、ビットレート3であるから、取り込みの悪さが明らかである。ちなみに、取り込みサイズ720*480では、ビットレートを2位まで下げてやっとどうかという位であるが、これでは、やはり画像が相当汚い。このへんはG2macの限界なのかと諦めるしかないのであろうか。しかし、G2macでも標準画質で安定して取り込めている人もいるようなので、ここは、工夫のしどころかも知れない。なにかいい知恵があったら、ぜひ教えていただきたい。実際、取込みサイズ352*480、取り込みビットレート4で製作してできたDVDの画像はいわゆる映画などのDVDでイメージされる画像とは程遠い。もちろん、実際の映像とくらべて劣化している感は否めない。しかし、見た感じはVHSに録画した映像とあまりかわらない感じであり、十分に評価できるものと思われる。むしろ、G2macで自作DVDを作れると言うことが感動である。

(2003.1.4追加)CaptyTVでの取り込み設定については、現在、情報がありましたので、調査中です。まとまったら、アップします。

(2003.1.5追加)CaptyTVでの取りこみが、mpeg2標準で可能であることが分かりました。詳細はこちら。

2. マーカーが非常につけにくい。
マーカーをつける画面に当然画像が出るのであるが、それが、タイムラインに対してリアルタイムに動いてくれないのである。つまり、タイムラインを動かしていってとめてマウスをはなした時点、はじめて画像がかわるのである。したがって、きちんとマーカーをつけるのは、かなり地道な作業となる。当然音声もでないので、音楽関係のビデオにマーカーをつけるのは至難の技である(曲間がどこなのかさっぱり分からない)。
この問題はPixela社から出ているアップグレードによりすでに改善されており、御安心を。
3. Powerbookでタイトル画面、チャプター画面が正しく読み込めない。
CaptyDVD/VCDにて作成したDVDをPowerbook(Wallstreet改)にて鑑賞しようとしたところ、ムービー自体は鑑賞できるのだが、タイトルメニュー、チャプターメニューが正しく読み込めないのである。原因に関しては、現在調査中です。DVD作成の目的の1つに実家のWindowsでの再生があるので、これができるか心配。

(2003.1.4追加)お正月に実家にかえって確認したところ、Windowsではメニューは正しく読み込めたが、今度はCaptyTVでハードエンコードしたものが、白っぽくなっていました。CaptyDVD/VCDでソフトエンコードしたものは大丈夫でした。このことに関しては、現在調査中、および、情報募集中です。情報お持ちの方は、是非、ゲストブックに書き込みお願いいたします。

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